BRAVA

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Brava/Blazon Enterprise FAQ

9.トラブルシューティング 目次

インストールが終わり、Bravaのサンプルページにアクセスしようとしましたが、サンプルページ自体が表示されません。

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まずは、http://bravaserver:8080/にアクセスします。
(bravaserverにはインストール時に指定したホスト名が入ります)

ここでTomcatのページが表示されない場合は、下記を確認してください。

・ホスト名が間違っていないか
・ホスト名が名前解決できているか
・Tomcatが起動しているか
・ファイアウォールにブロックされていないか

Tomcatのページは表示されるがサンプルぺージが表示されない場合は、下記を確認してください。

・URLにスペルミスや大文字小文字の差異がないか
・サンプル用のコンポーネント(Brava SDK)がインストールされているかどうか

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サンプルページは表示されますが、ActiveXビューアのダウンロードインストールがうまくできません。

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サンプルページ自体は表示されているのに、ActiveXビューアが表示されない場合は、ActiveXビューアのダウンロードインストールができていない可能性があります。下記を確認してください。

・OSユーザーに管理者権限があるか
・ActiveXコントロールが有効になっているか
(BravaサーバーのホストがIEのインターネットオプション>セキュリティで「イントラネット」または「信頼済みサイト」に追加されているか)

※「発行元を確認できないため、このソフトウェアはブロックされました」というエラーが表示される場合、ダウンロードしようとしているファイルに付随した「コードサイニング証明書」の認証が行えない状況にあることが考えられます。
WindowsUpdateを行っていないクライアントOSなどでは、必要なCAのルート証明書がブラウザ(IE)に存在しないためにこのエラーが発生する可能性があります。この場合は、ActiveXコントロールの設定で「未署名のActiveXコントロールのダウンロード」を一時的に有効化することでインストールできるようになります。

なお、セキュリティ上の理由で上記条件を満たせない場合には、製品付随のMSIインストーラを使用してActiveXビューアをインストールしてください。

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サンプルページは表示されますが、ドキュメントがHTMLビューアで表示できません。

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アクセス時のホスト情報が、インストール時に指定したBrava Serverのホスト情報と一致しているかを確認してください。
インストール時にホスト名を指定していたにもかかわらずIPアドレスを指定する、あるいはBrava Server上のブラウザで"localhost"を使用してアクセスすると正しく表示されません。

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Bravaサーバーにアクセスしてもレスポンスが遅く、また時々HTTP 404というエラーが発生します。

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キャッシュの肥大化によって、キャッシュインデックス情報がメモリ上に展開できなくなっている可能性が考えられます。

この場合の対処方法としては下記が挙げられます:

    1. Tomcat JavaVMのヒープメモリ割り当てを増やしてTomcatを再起動する
    2. キャッシュの最大サイズを現在の値より小さく設定し、Brava Serverを再起動する(超過分キャッシュの切り捨てが発生します)

      1はヒープメモリの領域を増やすことでより大きいサイズのキャッシュインデックスファイルをメモリ上に展開できるようにします。指定可能なサイズはマシンの物理メモリ量に依存します。大きすぎる値を指定すると、Tomcatの再起動自体ができなくなります。

      マシンの物理メモリ量が乏しく1の対応が難しい場合は、現状のマシンスペックに見合わないキャッシュ量を保持しているということになりますので、2の対応にてキャッシュそのもののサイズを現在のヒープメモリ量で扱えるサイズまで小さくしてください。

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Microsoft Officeをインストール済みですが、Officeファイルの変換が失敗します。

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インストールガイドを参照し、Officeアプリケーションに必要な設定が行われているかをまずは確認してください。

上記実施済みの場合、変換エラーとなっているOfficeファイル原本を、JobProcessorにインストールされているMicrosoft Officeアプリケーションで正しく開けるかどうかを確認してください。
開く際に確認用ダイアログ等が表示される、あるいは画面の上部に「保護されたビュー」等の警告が表示される状態になっていると、JobProcessorの変換処理が失敗します。Officeアプリケーションでの設定変更や再保存にてこれらのダイアログや警告が表示されないようにしてください。

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DocuWorks、一太郎など特定のアプリケーションを使った変換が失敗します。

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外部アプリケーションを使用した変換処理においては、変換対象ファイルに関連付けられたアプリケーションを正しくバックグラウンドで起動できることが前提となります。
たとえば、アプリケーションを単体で起動した際に確認用のダイアログなどが表示されるような状態になっていると、Bravaの変換処理は失敗します。あらかじめそのようなダイアログが表示されないよう対処しておく必要があります。
またOSやアプリケーションによっては、管理者権限で実行されていないとCSFWriterが印刷ジョブのスプールに失敗することがあるため、権限についてもご確認ください。

なお、これらのファイルタイプは正式サポート対象ではないため、評価版で対象ファイルの変換に問題がないかどうかを確認の上お客様の責任においてご使用ください。

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特定のファイルの参照時、ビューア上にタイムアウトエラーが表示されます。

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Bravaビューア上に下記のエラーが発生する場合、デフォルトの変換タイムアウト設定時間を延ばす必要があります。

「ドキュメントの変換に失敗しました。HTTPレスポンスコードは500です。2XXではありません。 From Server: timeout period exceeded for publication request: refer to server property:[パラメータ名]」


エラーメッセージに示されたパラメータ(server.propertiesファイル内にあります)について、タイムアウト値を増やしてください:
[7.5以降のバージョン]publish.request.timeout
[7.2.Xまでのバージョン]check.chache.blocking.timeout

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特定のファイルにて、タイムアウトエラーが発生します。

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JobProcessorのデフォルト変換タイムアウト設定時間を延ばします。変換方法によって設定箇所が異なります。

PDF, CADファイルなどドライバー変換のファイルの場合:
jpconsole.exe.configファイル(JobProcessorインストールフォルダ以下にあります)のパラメータを変更します。

1. DefautTimeoutInSeconds、DefaultStepTimeoutInSecondsの2つのパラメータ値を増やします。
   (a)デフォルト値はそれぞれ1200(20分), 600 (10分)です。
   (b)2つのパラメータは必ず、
     DefautTimeoutInSeconds > DefaultStepTimeoutInSeconds
   の関係を満たしている必要があります。
2. 変換時間が2時間を超える場合は、BDL_GEN_IDLE_TIME の値を120 以上に増やします。

Officeファイルなどアプリケーション変換のファイルの場合:

1. CSF WriterのインストールディレクトリにあるBIPrint.iniファイルで、PrintJobTimeoutの値をデフォルトの120 から増やします。
2. jpconsole.exe.configの以下のファイルのDefautTimeoutInSeconds、DefaultStepTimeoutInSecondsの2つのパラメータ値を増やします。
   (a)デフォルト値はそれぞれ1200 (20分), 600 (10分)です。
   (b)上記3つのパラメータは必ず、
     DefautTimeoutInSeconds > DefaultStepTimeoutInSeconds > PrintJobTimeout
   の関係を満たしている必要があります。
3. 変換時間が2時間を超える場合は、BDL_GEN_IDLE_TIME の値を120 以上に増やします。

※各設定ファイルの変更後はJobProcessorサービスを再起動します。

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Bravaビューアで表示する際、「発生場所 HttpSendRequestW())」というエラーダイアログがでて表示ができません。

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クライアントのビューアが内部で HTTP 通信に使用している WinInet という Windows API が返すエラーコードです。まずはエラーコードを参照しネットワークレベルでの問題がないかを確認してください。
Brava でよく発生するエラーのコードは下記になります。
12002HTTP通信がタイムアウトした際に発生
12007指定されたホスト名の名前解決ができなかった
12029指定された Web サーバーに HTTP 通信が到達できなかった
12057SSL証明書の失効リストが取得できなかったことを示すエラー
※クライアントサイドのエラーのためサーバーログには記録されません。

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セッション不正(Session is not valid)のエラーが発生しますが何故ですか。

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セッションマネージャが改ざんの可能性があるアクセスを検出したためです。
Bravaビューアで表示後、HTMLソースを保存したものを直接参照したり、ビューア上のメニューから操作をした後「戻る」のボタンを押すと不正なセッションとして検出されますので、このようなアクセスをしていないかを確認してください。

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Internet Exprorlerを使用してHTMLビューアを表示するとうまく表示されないことがあります。

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HTMLビューアのサポート対象ブラウザにInternet Explorer(以下IE)が含まれていますが、表示するドキュメントによってはIEに限り表示状態やビューア操作に問題が発生することが報告されています。
※バージョン16.6からは開発元が明示的にIEを「非推奨」としています。

可能な限りChrome等の他のサポート対象ブラウザを使用するか、IEが必須の場合はActiveXビューアを使用することを推奨いたします。やむをえない事情によりHTMLビューアでのIEの使用が必須である場合は、インストールガイド内で案内しているチューニングパラメータで改善を試みてください。
それでも対処できない場合、下記にて解消できるかをお試しください。

事象考えられる要因対処法
文字情報の多いドキュメントにおいて、一部のページが表示されない(読み込み中のままになる) IEのローカルストレージ容量の問題 HTMLクライアント作成時のコンストラクタオプションに「deactivateSearch:true」を指定する(注1)
小さいディスプレイで表示したときの描画状態が不鮮明 IEの描画処理能力の問題 大きいディスプレイを使用する
ページスクロールやズーム時に動作がおかしい(描画が途切れたり関係ないページにジャンプする) IEのメモリ管理の問題 HTMLクライアント作成時のコンストラクタオプションに「useSimpleScroll:true」を指定する
注1:テキスト情報を取得させないことで読み込み量を減らすため、ページ内の文字列検索ができなくなります。

詳細はテクニカルサポートまでお尋ねください。

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Brava Serverログの出力方法と出力場所を教えてください。

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[Brava Serverインストールディレクトリ]¥log以下に出力されます。
ログレベルを変更したい場合は、インストールガイドを参照してください。
バージョン7.2.xまでは規定数のログファイルが上書きでローテーションされますが、バージョン7.5以降では日次/規定の最大サイズに達するとファイルが切り替えられます。上書きローテーションはされませんので、ファイルが増え続けます。
一定期間以上経過したものは適宜、別のストレージへの移動や削除を行ってください。

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JobProcessorのログファイル出力方法と出力場所を教えてください。

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JobProcessorのログにはJobProcessorステータス画面と同等の内容がXML形式で表示されますので、変換エラーなどの調査に有効です。
ログはデフォルトでは出力されませんので下記の手順でログ出力を有効化してください。

  1. JobProcessor.configを開く
  2. 下記設定の記載箇所をみつける
  3.   log=off
      size=200

  4. 設定内容を下記のように修正し、保存する。
  5.   log=on
      size=2000
      ※sizeには任意のログエントリ数を指定します。最低でも上記以上の値を指定することをお勧めいたします。

  6. JobProcessorサービスを再起動します。
ログの出力場所は以下になります。
C:¥ProgramData¥OpenText¥JobProcessor¥logs¥jobLog.xml

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Excelファイルの表示レイアウトがくずれてしまいます。

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BravaではOfficeアプリケーションの機能を利用して変換しているため、アプリケーションの印刷設定に影響されます。
「標準フォント」で指定されたフォントの幅をベースにプリンタドライバの情報を考慮したうえで、計算で求められたポイントを使用しています。そのため環境により表示内容が変わります。

下記の対策にて改善される場合があります:
  • 余裕を持たせたページ区切りをする、セルの幅、高さを調整する。表示時の改ページのずれや見切れの防止につながります。
  • 標準フォントをExcelに設定することで、表示内容と印刷内容にずれが少なくなるため、表示時の改ページのずれや見切れの防止につながります。

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HTMLビューア表示時にエラーが発生した際、ActiveXビューアのようにエラーメッセージが表示されません。

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HTMLビューア上に表示されたエラーの詳細を確認する場合は、下記のいずれかを試してください。
例外の詳細が画面上に表示されます。サポート問い合わせ時にはこちらのエラー内容をお送りください。

Chromeの場合:

F12キーで開発ツール表示>Consoleタブに表示されたエラーURLを右クリックし、「新しいタブで開く(Open in new tab)」メニューで開く

その他のブラウザの場合:

  1. 画面上に表示されているURLの下記太字部分をコピーし、テキストエディタに貼る。
    Unable to load /BravaSDK/HTML/samples/themes/GetThemeConfig.jsp?source=<省略> status: 500
  2. URLの不足部分(ホスト名とポート)を補完し、完成したURLをブラウザの別タブ内アドレスバーにペーストしてアクセスする。
    http://<bravaserver>:8080/BravaSDK/HTML/samples/themes/GetThemeConfig.jsp?source=<省略>

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