Brava/Blazon Enterprise FAQ
3.システム構成 目次
- Brava/Blazon Enterpriseをインストールするマシンに必要なスペックについて教えてください。
- マシンスペックがパフォーマンスに最も影響するのはどのコンポーネントですか。
- Bravaサーバーのホストに必要なディスク容量の見積もり方法を教えてください。
- JobProcessorのホストに必要なディスク容量の見積もり方法を教えてください。
- Brava Enterpriseのコンポーネント間に発生する通信量の目安をおしえてください。
- Brava Enterpriseコンポーネント間の通信に必要なファイアウォールの設定を教えてください。
- Blazon Enterpriseコンポーネント間の通信に必要なファイアウォールの設定を教えてください。
- クライアントとBravaサーバー間の通信を暗号化することはできますか。
- Bravaサーバーを冗長化することはできますか。
- ライセンスサーバーを冗長化することはできますか。
- JobProcessorを冗長化することはできますか。
- 1台のBravaサーバー に対して追加可能なJobProcessorの数を教えてください。
- セッション管理はどのコンポーネントで行われますか。
- 異なるネットワークセグメントからBrava サーバーへアクセスする際の構成方法を教えてください。
Brava/Blazon Enterpriseをインストールするマシンに必要なスペックについて教えてください。
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Brava/Blazonの動作環境についてはこちらをご確認ください。 |
マシンスペックがパフォーマンスに最も影響するのはどのコンポーネントですか。
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JobProcessorです。 |
Bravaサーバーのホストに必要なディスク容量の見積もり方法を教えてください。
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Brava Server はキャッシュデータの保存とマークアップデータの保存においてファイルシステムをストレージとして使用します。
容量は参照するビューア種別によって異なります。 |
JobProcessorのホストに必要なディスク容量の見積もり方法を教えてください。
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JobProcessorは原本ファイルや変換されたファイルのレンディションを保存しません。中間派生ファイルを保持する一時的なストレージスペースが必要となるだけです。 一時ファイルを正しく削除し、ディスクスペースの圧迫を避けるために、プロセスモニターが提供されています。この構成方法についての詳細は、製品のインストールガイドをご参照ください。 |
Brava Enterpriseのコンポーネント間に発生する通信量の目安をおしえてください。
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Brava Enterpriseは異なるホスト上で実行される複数のサーバーサービスとクライアントから構成されるため、コンポーネント間のデータ転送によってはネットワークの帯域を圧迫することがあります。以下の点を考慮した上でシステムの構成を決定してください。 |
連携対象システムとBrava Server間の通信 Brava ServerとJobProcessor間の通信 Brava ServerとActiveXクライアント間の通信 Brava ServerとHTMLクライアント間の通信 |
Brava Enterpriseコンポーネント間の通信に必要なファイアウォールの設定を教えてください。
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Brava ServerはTomcatのデフォルトのポートである8080番を使用するため、Brava Serverマシンの8080番のポートに対するインバウンドアクセスを許可する必要があります。 16.0SR2以前のバージョンでは、ライセンスを管理するLicense Serverが10116番のポートを使用してサービスを実行するため、License ServerとBrava Serverマシンの双方で10116番ポートに対するインバウンドとアウトバウンドのアクセスを許可してください。 |
Blazon Enterpriseコンポーネント間の通信に必要なファイアウォールの設定を教えてください。
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Queue Serverの8890番ポートに対するインバウンド/アウトバウンドアクセスを許可する必要があります。 |
クライアントとBravaサーバー間の通信を暗号化することはできますか。
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BravaサーバーはTomcat上で動作するため、セキュアに通信するには Tomcatに対してサーバー証明書インストール等のSSL化対応を行ってください。 その上で、Brava Enterpriseインストール時の通信プロトコル設定時にHTTPSを選択し、SSL通信用のポート番号を指定してください。 (デフォルトはHTTP:8080になっていますので、適宜変更してください) |
Bravaサーバーを冗長化することはできますか。
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フェイルオーバーや負荷分散のために、Bravaサーバーを複数設置し稼働させることができます。 |
ライセンスサーバーを冗長化することはできますか。
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可能です。 ライセンスサーバーの冗長化を行う場合、2台目以降のライセンスサーバー用のライセンスが別途必要となりますが、これらは保守契約されたお客様には無償で提供しています。ライセンス発行についてはテクニカルサポート宛てにご依頼ください。 |
JobProcessorを冗長化することはできますか。
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可能です。 Brava JobProcessorサービスは、Bravaサーバー(Queueサーバー)が管理する変換要求キューをBrava JobProcessorサーバーから定期的にポーリングする仕組みになっていますので、1台のBrava サーバー(Queueサーバー)に対して、複数の Brava JobProcessor サービスを構成することができます。 冗長化構成の場合、追加のJobProcessorライセンス(有償)が必要になりますので、ご注意ください。 |
1台のBravaサーバー に対して追加可能なJobProcessorの数を教えてください。
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1台のBrava Server(Queueサーバー)に対して追加可能なJobProcessorの数に関する具体的な制限はありませんが、現実的なパフォーマンスを考慮すると5台以下に制限することを推奨します。 |
セッション管理はどのコンポーネントで行われますか。
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Brava Serverのセッションマネージャによって行われます。 |
異なるネットワークセグメントからBrava サーバーへアクセスする際の構成方法を教えてください。
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Bravaクライアントは、ファイル閲覧の実行時にBrava サーバーやBravaをホストする Web サーバーに対して、必要なモジュールのダウンロードやBravaサーバーに対するコールバックのWebAPIコマン ドの実行などのHTTP通信をバックグラウンドで行います。 この通信は、クライアントと各サーバーが同じネットワークセグメントに存在する場合には問題なく実行されますが、インターネット越しの別拠点からのアクセスのようにネットワークの別セグメント上のクライアントからアクセスする場合などには、BravaクライアントとBravaサーバー、もしくは、Webサー バーが正しくHTTP通信できるようにTCP/IP のネットワークを構成する必要があります。 必要な構成は大きく分けて以下の3項目になりますので、異なるネットワークセグメントからBravaサーバーへアクセスする場合はこれらが満たせる構成になっているかどうかを確認してください。
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