BRAVA

外部連携で使いみち広がる
高速・多機能ビューア

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株式会社ブリヂストン様

ブリヂストン様

株式会社ブリヂストン 開発企画管理部 コンピュータユニット リーダー朝倉隆氏、関口雄太氏
写真左端:弊社常務取締役の持木、右端:弊社マーケティング部の岩田。

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株式会社ブリヂストン タイヤ部門では、数百名の設計技術者が使用するCADビューアに、オーシャンブリッジの高速・多機能ビューア「Brava Enterprise」を採用しました。採用の経緯やBravaを選んだ理由について、同社 開発企画管理部 コンピューターユニット リーダーの朝倉隆氏(写真中央左)、同ユニット 関口雄太氏(中央右)に詳しく伺いました。


株式会社ブリヂストン タイヤ部門について

ブリヂストングループは、タイヤ・チューブの製造・販売、タイヤ関連用品の販売及び自動車整備・補修を行う「タイヤ部門」と、化工品、スポーツ用品、自転車の製造及び販売、その他各種事業などの「多角化部門」によって構成されている。タイヤ部門はグループ全体の連結売上高(2011年12月期 約3兆円)のおよそ8割を占めている。

今まで使っていたビューアをBravaに変更

ブリヂストン タイヤ部門では、Bravaをどのように使っているのでしょうか。

タイヤの構造・パターン・デザインを設計する段階で、過去のCADデータを閲覧する際のファイルビューアとして、数百名の技術者が使用しています。

タイヤの開発においては、蓄積された大量のデータの中から必要なものをサッと抜き出し、パッと目を通すという場面が頻繁に発生します。その「サッと抜き出し、パッと目を通す」ことを実現してくれるのがファイルビューアです。

加えて設計が出来上がった後で関連ドキュメントを作成する際にも、ビューアを用いることで作業を効率化できます。

これまで、自社の設計制作支援CADシステムと連携させる形で他社のビューア製品を使っていましたが、2011年にBravaに切り替えました。

データの検索結果画面
図面データの検索結果画面(機密情報保護のため一部加工しています)

タイヤ表面のブランドロゴ図面
Bravaで表示された、タイヤ表面のブランドロゴ図面(機密情報保護のため一部加工しています)


なぜ、これまで使っていたビューアを変更しようとされたのでしょうか。

ブリヂストングループ全体で、PCのOSをWindows XPから7へ全面的にバージョンアップすることが決定しました。ところが、それまで使っていビューアをWindows7対応版に切り替えるだけでは、システムとして何も進歩がないのでこれを機に、現状に比べコストメリットが高くよりセキュリティの高い製品に切り替えることになり、これまでの利用実態からいくつかの選定条件をリストアップし、条件に見合うビューア製品を探し始めました。


新しいビューアの選定条件とは?

新しいビューアの選定条件について教えてください。

では順に説明します。

関口氏 「これらの条件を全て満たすビューア製品はなかなかありませんでした」関口氏

1. HPGL形式への対応

ブリヂストンのタイヤ部門では、CADデータをHPGL形式のファイルで管理しています。当然、ビューアもHPGLに対応していることが求められます。

2. CADシステムとの連携

ビューア製品の中には「同一ベンダーの文書・図面管理システムでの利用が前提」というものも多くあります。しかしブリヂストンの場合は自社のCADシステムとの連携が前提です。カスタマイズ性の高いビューアを求めていました。

3. 機能を絞り、コストを抑える

これまでの利用実態から、今まで使用していたビューアは「オーバースペック」でした。細かな機能をたくさん備えていたのですが、実際には上述の「サッと抜き出し、パッと見る」という用途のみで使われることがほとんどです。

せっかく高いライセンス費用を払ったのだから色々な機能を使おう、では本末転倒です。「見る」という部分が速く、確実にできればいい。必要な機能に絞ることでコストを抑えようと考えていました。

4. セキュリティの強化

機能を絞ったとしても欠かせない要素が「セキュリティ」でした。
タイヤの構造、パターン、デザイン。CADデータに含まれる情報はブリヂストンの資産そのものです。しっかり管理し、守らなければなりません。

今後、海外拠点とのデータ共有が増加することを考えると、セキュリティ対策はより重要になると考えました。国や地域によって商習慣の違い、情報に関する考え方の違いがあります。

これまではシステム側で対策を施してきました。OSにログインした時からログを取り、誰が、いつ、どの端末から、何を見たかがわかるようにしてきました。

更に強化するとなると、手を加えるべきはシステム側ではなくビューアです。システム側で対策を施したとしても、個々の端末で自由に印刷や画面キャプチャができてしまうのであれば対策は片手落ちになってしまいます。ビューア側でもセキュリティをコントロールできるような製品を望んでいました。

Bravaによってコストを3分の1に削減

これらの選定基準を踏まえた上で、Bravaを選んだ理由を教えてください。

上述の選定基準のうち「1. HPGL形式への対応」「2. CADシステムとの連携」をクリアするビューア製品が少なく、この2点でかなり絞られました。ここでは残りの2点について詳しく説明します。

まず「3. 機能を絞り、コストを抑える」について。
Brava Enterpriseはネームド・ライセンス(使用するユーザー毎のライセンス)ではなく、フローティング・ライセンス(同時に使用できる人数を規定できるライセンス)です。ビューアを使用する時間帯は人によってバラバラです。対象となる1,000人超が同時にビューアを開くことはまず考えられません。ある程度の利用者数を超えたら、フローティング型のライセンスのほうがコストは抑えられます。

これまでのビューアの利用状況から必要な同時接続を推測し、180ライセンスからBravaを使い始めました。その後ログを調べてみると1日平均が160くらいで、いい線をついていました。

現在では少しライセンス数を増やし、190で運用しています。
それでも、以前使っていたビューアと比較すると、Bravaに替えたことでビューアに必要なコストは3分の1に減らすことができました。

加えて、ネームド・ライセンスでは避けられない「煩雑なライセンス管理」の手間が一切かからないことも、フローティング型のいい所だと思います。

ビューア側からのセキュリティ強化

最後の「4. セキュリティの強化」についてのBravaの評価を教えてください。

朝倉氏
「使い勝手はそのままで、セキュリティを強化できる点を評価しています」朝倉氏

Brava Enterpriseは高速・多機能のファイルビューアです。閲覧時、個々の端末にオリジナルファイルは転送されません。構造的にデータの持ち出しを防ぐことができます。

加えて、ビューア側で印刷や画面キャプチャを禁止することができます。個別に設定できますので、「こちらの事業所では閲覧のみ。あちらの事業所では印刷までOK」といったことが可能になります。海外拠点への対応時にたいへん役立つ機能です。

また、BravaをCADシステムと連携させることで、ビューア側からのログ(誰がどのデータを見たか/印刷したか/ダウンロードしたか等 )を取ることができます。システム側で取ってきたログと組み合わせることで、データの細かい取り扱いまで追いかけることができるようになりました。

また、ビューア側のセキュリティ強化は、利用者の心の抑止力という点でも効果的に作用すると考えます。ビューアは利用者が直接操作するものです。システム側でログを記録するだけとは違って「あなたがどのようにデータを扱っているか、ちゃんと見ていますよ」ということが伝わります。


他のドキュメントにもBravaを拡げていきたい

実際に1年ほど使ってみての、Bravaの評価を教えてください。

使い勝手について現場から不満が出たことはありません。スムーズに操作でき、拡大/縮小をしても図面がきれいに表示されます。

使い慣れてくると、今まで紙ベースで行っていた「複数図面の差異の比較」などもビューアで行いたい、というようなニーズも出てきました。比較機能は既にBravaに実装されていますので、更に使いこなしていきたいと思います。

今後、ブリヂストン内でBravaの利用が拡がる可能性はございますか。

海外の事業所への展開を進めています。
また、CADデータだけではなく、マニュアルなど他のドキュメントについてもBravaをビューアとして活用することを検討しています。 全社として紙の削減意識があるため、閲覧だけでなくマークアップなど他の機能も試していきたいと考えています。

最後に、オーシャンブリッジへメッセージをお願いします。

ビューアをBravaに切り替えることによって、既存のシステムを変えず、利便性も損なわない形で「コストダウン」と「セキュリティ強化」を実現することができました。

HTML5への対応も進められていると伺っています。
今後のバージョンアップに期待しています。

お忙しい中、貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。


株式会社ブリヂストンのWebサイト
取材日時 2012年2月 (記載の情報は取材時のものです。)
Brava Enterpriseの導入支援については、Bravaパートナーの新日鉄ソリューションズ株式会社が対応しました。

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