BRAVA

外部連携で使いみち広がる
高速・多機能ビューア

導入事例

HOME>導入事例>大和ハウス工業様

導入事例

大和ハウス工業株式会社様

住宅業界のリーディングカンパニー「大和ハウス工業株式会社」では、同社が手がけた住宅の図面や情報を一元的に管理するために「住宅履歴情報」を管理するシステムを構築。全国の拠点で、軽快かつスムーズに図面データを閲覧できるようBrava(ブラバ)を採用しました。

企業ロゴ

写真右より2番目:同社技術本部 技術部 技術企画グループ グループ長 中村 康大氏、写真左より2番目:同社同本部同部 住宅技術グループ 主任技術者 倉橋 陽介氏、そしてシステムの構築を担当した株式会社メディアテックのご担当者に、Bravaを選択した理由や使い勝手などについて詳しく伺いました。

写真左:弊社営業部の宮崎、写真右:マーケティング部の岩田。



大和ハウス工業について

「建築の工業化」を企業理念に1955年創業。半世紀以上にわたり住宅・賃貸住宅・分譲マンション・商業施設・一般建築物を提供し、幅広い事業を展開してきた住宅業界のリーディングカンパニー。現在、「ア(安全・安心)・ス(スピード)・フ(福祉)・カ(環境)・ケ(健康)・ツ(通信)・ノ(農業)」をキーワードに、新たな事業分野へと進出するとともに、次世代型の住宅「スマートハウス」を開発・販売している。海外では新たな不動産開発なども手がけている。 創業100周年を迎える2055年までに10兆円の企業群を目指すべく、「人・街・暮らしの価値共創グループ」として、国内市場のみならずグローバルマーケットを見据えた事業の拡充へと積極的にチャレンジしている。
資本金は1,101億2,048万3,981円、従業員数13,482名 (2011年4月1日現在)。


住宅履歴を管理するシステムの図面データビューアとしてBravaを採用。

Bravaをどのように利用しているのか教えてください。

中村氏
「高速かつ軽快に図面データを閲覧できます」中村氏

当社が独自に開発したシステムにおける図面データのビューアとして「Brava(ブラバ、以下Brava)」を利用しています。

ただし、BravaはActiveXコンポーネントとしてWebブラウザ(Internet Explorer)に組み込まれているので、利用者から見たときにBravaを意識することはほとんどないと思います。

Bravaで閲覧しているデータの種類を教えてください。

オリジナルの図面データはTIFF形式で保管されていますが、Bravaで表示する図面データは、Net-It Centralによるバッチ処理でCDL形式に変換しています。

BravaでTIFFデータを閲覧することも可能ですが、CDLデータはTIFFデータと比べるととてもスムーズに操作できますし、さらにCDLデータの変換時にはA2サイズからA3サイズへと変換するなど閲覧用のデータとして最適化することで、より高速・軽快に図面データを閲覧できるようにしています。

ブラウザで表示するシステムの画面例

竣工時からメンテナンス、リフォームの住宅履歴を一元管理。

システムの概要を教えてください。

倉橋氏
「システムは、全国90ヵ所の大和ハウス工業の拠点で利用しています」倉橋氏

当社が手がけた住宅物件に関する図面や関連情報を管理・閲覧するためのシステムです。これまでも法律で定められた図面データなどを中心にシステムを運用してきましたが、2年程前に大規模なリニューアルを行い、各物件の竣工時やメンテナンス時の住宅履歴をトータルで管理・検索・閲覧できるようにしました。

社内のイントラネット上で運用されており、全国の大和ハウス工業の拠点はもちろん、一部のグループ会社からもアクセスできるようになっています。


具体的にどのようなデータを管理しているのでしょうか。

小澄氏
「約260万点のデータが登録され、月に10万点のペースで登録件数は増加しています」株式会社メディアテック ECM事業部 次長 小澄 隆氏

図面データなどの設計図書をはじめ、申請書類、性能評価書、設備の保証書、マニュアルといった竣工時の仕様情報、メンテナンスやリフォームなどの情報も検索・閲覧できるようになっています。

登録されている図面データはどのくらいになりますか。

現状、図面データの点数でみると現在260万点ほどのデータが登録されています。新規や未登録の物件情報が随時追加されていきますので、月に10万点のペースで登録件数は増加しています。

システムをリニューアルした背景を教えてください。

当社ではこれまで54万戸以上の戸建住宅を供給してきましたが、近年では新規物件の建築数は減少傾向にあります。そのため、メンテナンスやリフォームなどのビジネスにも力を入れています。また適切にメンテナンスを行うことで、お客様の大切な資産である住宅の価値を高めることにもつながると考えています。

住宅を適正に管理していくためには、竣工時やメンテナンス時の住宅履歴が必要となります。さらに2009年には、「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」が制定され、長期優良住宅の認定には住宅履歴の継続的な記録が必要となったことから、システムの拡充を図りました。

リニューアルのポイントを教えてください。

住宅履歴管理の一元化が、システムリニューアルにおける最大のポイントになります。これまでは一部の図面や情報しかデジタル化されておらず、ほとんどの情報が各拠点でバラバラに紙文書としてファイリングされていました。

そのため、管理・保管・検索に手間と時間がかかっており、拠点ごとに保管スペースも必要でした。しかも、このように書類を管理している状況下では、書類を紛失してしまったり情報が漏えいしてしまうリスクを軽減するのも難しいという認識もありました。

このような管理状況を改善するため、すべての住宅履歴関連情報を一元化し、全国の拠点から簡単に検索・閲覧できるシステムを再構築しました。

システムの図面サンプル

図面データを軽快に閲覧できるビューアはBrava以外に巡り会えなかった。

ビューアとしてBravaを採用した経緯を教えてください。

品川氏
「図面のデータを取り扱う際の閲覧性やビューアの使い勝手は業務の効率化に直結します」株式会社メディアテック ECM事業部 主任 品川 慎一郎氏

システムを構築する過程で、ビューア機能の実装は大きな悩みのタネでした。利用者にとってデータ検索のしやすさやスピードはもちろんですが、最終的に図面データを取り扱う際の閲覧性やビューアの使い勝手は業務の効率化に直結するポイントであり、システムの評価にも関わる重要な問題だからです。

たとえばWindowsに標準で入っているアプリケーションでもTIFFの図面データを表示することはできるかもしれませんが、表示に時間がかかりますし、拡大・縮小などの動作も遅く、それが作業者のストレスにもなり、残念ながら実際の業務では使い物になりません。

一方、使い勝手に優れ、軽快に動作するオリジナルのビューア機能を開発するというのは、コストや機能面を考慮すると現実的ではありませんでした。そのため、既存のビューアアプリケーションをシステムに組み込むことを前提に導入するビューアを検討していたのですが、なかなかこれといったビューアには巡り会えませんでした。


Bravaのことを知ったきっかけを教えてください。

杉本氏
「図面のデータを取り扱う際の閲覧性やビューアの使い勝手は業務の効率化に直結します」株式会社メディアテックソリューション事業部 課長 杉本 明稔氏

セミナーでのデモンストレーションを見て、Bravaのことを知りました。

Bravaのどのようなところに興味を持ったのでしょうか。

一番に興味を引かれたのは、やはり動作の軽快さです。図面データを見るときは、図面全体を見たり、特定の部分を拡大してみたりという動作を繰り返し行います。また、特定の部分を拡大したまま上下左右に動かしたりもします。しかも、多いときには何十枚もの図面データをまとめて確認することもありますので、Bravaの軽快さは業務効率を高めるためにとても有効だと考えました。

動作の軽快さ以外に、Bravaを評価したポイントがあれば教えてください。

専用アプリケーションが不要でActiveXコンポーネントとしてWebブラウザに組み込んで利用できるという点も大きな評価ポイントになりました。システムは、全国の拠点で11,000人以上の利用者が想定されていますので、それぞれのPCに専用のアプリケーションを導入・運用していくとなると、膨大な手間と運用管理コストがかかることになります。Webブラウザ上でBravaを利用できるのであれば、その点を解消できると考えました。

またPCに図面データをダウンロードせず、閲覧データのコピーや印刷も制限できるので、データの改ざんや漏えいなど防ぎ、安全に情報を取り扱うことができるセキュアな閲覧環境を実現できることも選定のポイントになりました。

問い合わせへの迅速な対応が可能になり、メンテナンスやリフォームの提案力も向上。

Bravaの導入効果について教えてください。

寺島氏
「導入後2年間で、のべ188万人が、システムを利用しました」株式会社メディアテックソリューション事業部 次長 寺島 糸枝氏

Bravaで図面データを軽快に閲覧できるようになり、お客様からの問い合わせへの対応はもちろん、メンテナンスやリフォームの提案なども迅速化を図ることができました。

導入後2年間の利用者はのべ188万人にもおよび、CSの向上にも確実に結びついていると考えています。

実際、2011年に発生した東日本大震災の際には、保証書や関連する資料が当社のシステムで管理されていたことで、被災されたお客様へスピーディかつスムーズな対応ができました。

利用者からの反応は何かありましたでしょうか。

直感的に操作ができるので、基本的な使い方についての問い合わせはほとんどありません。

今後の拡張予定などはありますか。

現在は図面データが物件ごとに個別に管理されていますが、たとえば集合住宅の図面データなど「関連するデータをまとめて閲覧できるようにしてほしい」というような要望も上がってきていますので、対応を検討しているところです。

また、当社においても商談の際タブレット端末を使う機会も増えてきていますので、今後、タブレット端末からもシステムのデータを閲覧できるようにしたいとも考えています。

Bravaおよびオーシャンブリッジへの期待や要望があればお聞かせください。

さまざまなOSやブラウザ環境へと積極的に対応していただきたいと思っています。また、オーシャンブリッジは幅広いソリューションを提供しているので、今後、さらなる提案とサービスの拡充にも期待しています。

お忙しい中、貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。


大和ハウス工業のWebサイト
取材日時 2011年10月 (記載の情報は取材時のものです。)

Brava Enterpriseの詳しい製品紹介はこちら 製品に関するお問い合わせ、試用版のお申し込みはこちら