BRAVA

外部連携で使いみち広がる
高速・多機能ビューア

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株式会社アーレスティ 様

アーレスティ様

株式会社アーレスティ
ITシステム部 部長 高橋新一 氏
ITシステム部 情報システム開発課 課長 中溝昌佳 氏
ITシステム部 情報システム開発課 主幹研究員 内田宗 氏
生産技術部 設計課 G8 技術主幹 清水俊介 氏

情報セキュリティの強化が求められているのは、「ものづくり」の現場でも同様です。特に部品メーカーの場合、設計データの流出などは自社の損失にとどまらず、取引先にも重大な影響を与えることになります。自社内ですべての部品を製造している製品ではないかぎり、必ず仕様書や設計図などの秘匿性の高いドキュメントを、取引先とやり取りをする必要があります。現場で求められるセキュアなファイル管理システムをBravaの導入によって実現した株式会社アーレスティのITシステム部 部長 高橋新一氏(写真中央左)、中溝昌佳氏(写真左から2人目)、内田宗氏(写真左から3人目)、清水俊介氏(写真左)に、導入の背景や活用の状況についてお話をうかがいました。

写真右より2番目:弊社代表取締役社長 持木、右端:営業部 高木


企業ロゴ

株式会社アーレスティ株式会社アーレスティは、アルミニウムやマグネシウムのダイカスト製品を生産し、大手自動車メーカーなどに納入している。また、最終製品としては、OAフロアを実現するフリーアクセスフロアパネル「モバフロア」を日本で初めて開発している。東京都、埼玉県、愛知県をはじめ、関係会社もあわせて、海外(アメリカ、メキシコ、中国、タイ、インド)にも展開している。
   

高まるセキュリティ強化のニーズと求められるグローバル化への対応をファイルビューアで実現

アーレスティのコアビジネスは、自動車部品の製造ですが、どのような点が他の分野のものづくりと異なるのでしょうか。

高橋氏
取引先からセキュリティ対応状況について評価・監査される場合もあります。そのような取引先はまだ少数ですが、今後はほかのメーカーも追従すると予想しています。(高橋氏)

もっとも特徴的な点は、設計変更や生産計画変更の頻度が非常に高いところです。

また、ひとつの部品を完成させるためには、多くの部品を調達する必要があります。そのため、取引先だけでなく多くのサプライヤーと図面などをやり取りする必要が生じます。

もちろんこれまでも情報セキュリティには取り組んできましたが、ここ数年のトレンドとして、取引先からより高い対策を求められるようになってきました。

他社への情報漏えいリスクや製造物責任など、これまでのニーズに加えて、新たな情報セキュリティニーズへも対応する必要がでてきました。

その一方で、ビジネスとしては、生産拠点を海外に展開していく必要があり、セキュリティの対象範囲は拡大しています。


具体的にはどのようにしてセキュリティ強化に取り組んだのでしょうか。

設計図や仕様書などのドキュメント類は、業界で一般的なファイル管理システムを使用しています。

これと組み合わせて使用していた従来のファイルビューアのバージョンが新しいOSに対応していないために、バージョンを更新する必要に迫られていました。

これを機にそれまで使用していたビューアのバージョンアップだけでなく、ほかのファイルビューアの採用も視野にいれて検討することにしました。

ファイル管理システム側でもアクセス権のコントロールなどが行えますが、さらに強固なセキュリティ機能を備えたファイルビューアと組み合わせることで、セキュアな閲覧環境を構築しようと考えました。


セキュリティ強化、効率的なライセンス制度、クライアントへのインストール不要、外国語対応。Bravaならすべて実現可能だった

ファイルビューアの選定にあたっては、どのような点が評価ポイントになったのでしょうか。

中溝氏
すべての要件を満たしていたのはBravaだけでした。(中溝氏)

一口にセキュリティの強化といっても、実際にどのような機能が必要なのかは簡単には見極められません。ファイルビューアに求めるセキュリティの機能を書き出し、必須の機能を抽出する作業から始めました。

取引先から要求された機能なども含め、これらをまとめた評価シートを作成し、優先順位を設定して、いくつかのファイルビューアを評価しました。

① 既存システムとの連携
既存のファイル管理システムと連携できることが前提条件でした。ユーザー管理はすべてファイル管理システム側で行い、アクセス権をはじめとした各種ユーザー権限をファイルビューア側に引き継げることが第一の条件です。

② 豊富な機能
HPGL形式で保存している図面や仕様書の原本ファイルのダウンロード禁止、画面のハードコピー禁止や、バナー表示、透かし文字の表示といった、取引先から要求されたセキュリティ機能を搭載していることも選定条件です。さらに、パラメーター設定により現場や管理側の細かな要求に対応できるなど、カスタマイズ不要で社内で柔軟に対応できることも必要でした。

③ ライセンスコスト
導入コストは重要な選択ポイントです。設計ドキュメントを閲覧するのは製造部門だけではありません。仕様書などの閲覧者も含めると、ファイルビューアのユーザー数は大幅に増えるため、セキュリティの強化とともにライセンス料の削減が課題でした。

④ 管理工数の削減
導入後の運用管理コストの低減も選択のポイントでした。個々のクライアントPCにアプリケーションを導入するのではなく、サーバー型のアプリケーションであれば、インストールやバージョンコントロールといった手間が省け、設定ファイルをユーザーが勝手に変更するといったこともなくなります。

⑤ 使い勝手
強固なセキュリティシステムは使い勝手とトレードオフの関係になるのが一般的ですが、必要なセキュリティを確保しながら、ユーザーが不便を感じない使い勝手であることを重要視しました。手続きが面倒なために、権限のないユーザーが本来印刷してはならないものをつい印刷してしまうといったイレギュラーな操作を防止する意味でも、この点はセキュアな環境を維持するために重要です。 使い勝手という面では、表示スピードも重視しました。必要なドキュメントを検索して表示する時間は、生産性に直結しています。

⑥ 海外展開
セキュリティ強化の取り組みは、社内の各拠点はもちろん、海外を含めた関係会社への展開も必要です。海外で展開する際に、本社とは別のファイルビューアを導入すると、管理工数が増加します。海外展開を見据えて、外国語にも対応している必要があります。

これらの条件を勘案した結果、満足できたファイルビューアがBravaでした。


ユーザーの利便性を損なわずに、必要なセキュリティ対策を実現

2015年11月現在で、導入後6カ月が経過しているとうかがいました。使用感についてユーザーからどのような声が上がっているのでしょうか。

内田氏
セキュリティを強化すると、手続きが煩雑になるという側面が生じますが、Bravaの導入が業務効率を低下させることはありませんでした。(内田氏)

導入当初は、多少、使いにくい、不便だといった声もありました。

しかし、これはハードコピーの禁止など、本来守るべきセキュリティの運用面についてであり、Bravaそのものの使い勝手についてではありません。このような声も導入後の1、2カ月でなくなりました。

また、仕様書が数百ページにおよぶものも珍しくはありません。これらのデータはJob Processorサーバーで事前にXDL形式データに変換しておくことで、ユーザーを待たせることなく、必要なドキュメントを迅速に表示させることが可能になります。

Brava導入後の構成図も

Bravaを導入した新しいドキュメント管理のシステム構成図


ファイルビューア本来の機能が業務効率を向上。セキュリティ意識の向上にも効果を発揮

Bravaには多彩なセキュリティ機能が搭載されていますが、具体的にどのような機能を活用しているのでしょうか。

セキュリティ機能としては、原本ファイルのダウンロード禁止、印刷禁止、画面のハードコピー禁止、バナー表示、透かし文字表示などを使用しています。従来は閲覧権限があれば容易に図面を持ち出したり、印刷することが可能だったので、情報を持ち出せない環境を実現できました。

また、閲覧しているユーザーの名前がバナー表示され「社外秘」などの透かし文字が入ることで、ユーザーのセキュリティ意識の向上にも役立っているようです。

清水氏
図面にユーザー名が表示されるので、ひとりひとりのセキュリティ意識の向上にも役立っていると感じています。
(清水氏)

セキュリティ機能

セキュリティ機能(ハードコピー禁止、ユーザー名表示、透かし文字)


さらに、Bravaが持つファイルビューア本来の機能も、現場の作業効率化に一役買っています。例えば、差分表示機能を使うことにより、設計図の変更点が一目で分かるので、作業ミスを低減できます。また、計測ツールを活用することで、ファイルビューア上でも部品の寸法を確認できるようになりました。

ビューア機能(差分表示)

ビューア機能(差分表示)


また、担当者間で関連するドキュメントを連絡する場合には、ファイル管理システム上のURLが記載された設計リスト一覧を、Excelファイルとして出力していました。一度に複数のドキュメントを開くことが多いのですが、Bravaで開くためのURLを表に出力することで、表示スピードが向上し、とても便利になりました。

URL一覧表とBravaを連携した運用例

URL一覧表とBravaを連携した運用例


導入効果についてはいかがでしょうか。

当社では、設計・製造部門の150名と、規格書などを閲覧する1200名が、ファイルビューアのライセンス対象者でした。これを、日常的にBravaを使用する製造部門のユーザーと、使用頻度の少ない管理部門などユーザーを区別した2種類のライセンスを使用することにしました。

Bravaでは、フローティングライセンスとシート固定ライセンスを組み合わせることで、導入コストを大きく抑えることができました。

また、サーバー型なので、クライアントPCにインストールするなどの作業が必要ない点も、運用面からは評価しています。IT資産管理の手間が軽減しました。クライアントPCにインストールするタイプのファイルビューアを使用している企業であれば、当社と同等の効果が得られると思います。

多彩な機能が搭載されているだけでなく、必要な機能をアドオンで追加できる点も、通常のカスタマイズよりもコストを抑えられます。


今後の計画についてお話ください。

まずBravaを海外拠点や当社に部品を供給しているサプライヤーにも展開していきたいと考えています。また、セキュリティと利便性の面から、現在社内の別システムでもBravaを使うことを検討しています。


お忙しい中、貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。



アーレスティ株式会社のWebサイト
取材日時 2015年11月

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