本項目は、Brava Desktop上でAutoCADファイルを表示した際、一部文字が四角マーク(□)で表示される場合に関する情報です。
AutoCADファイル上のTrueTypeフォントを使用した文字列は、Brava Desktopの実行環境上に当該フォントが存在しない場合、四角マークが代わりに表示されます。
これらの文字を正しく表示するためには、Windows上に当該フォントをインストールする必要があります。
当該フォントを入手できない場合は、下記の手順に従って、代替フォントの設定を行ってください。
▼代替TrueTypeフォントファイル設定手順
- Brava Desktopを終了します。
- Brava Desktopのインストールフォルダ直下(下記)の「myrdrv.ini」ファイルを、任意のテキストエディタ(メモ帳など)で開きます。
■32bitOSへインストールした場合
C:¥Program Files¥IGC¥Brava! Desktop
■64bitOSへインストールした場合
C:¥Program Files (x86)¥IGC¥Brava! Desktop
- [DWG2DL]セクションの[DefaultTruetypeFont]パラメータに、代替フォントとして使用するTrueTypeフォント名を記入します。AutoCADファイル内で参照されるTrueTypeフォントがシステム上に存在しない場合は、ここで指定されたフォントが代替として使用されます。
【初期値】DefaultTruetypeFont=Arial
【変更例】DefaultTruetypeFont=MS Gothic
- myrdrv.iniを上書き保存し、Brava DesktopでAutoCADファイルを開きます。
●注意事項:
- AutoCADファイル上で使用されるSHXフォントはAutoDesk社の著作物であり、Brava Desktop開発元や弊社から配布することはできません。
-
Windowsのユーザーアカウントコントロール(UAC)を有効にしていると、上記の設定変更を行っても「CAD表示設定」画面に反映されません。
本設定を行う場合は、UACを無効化してから作業を実施するようお願いします。
UACを無効にする設定手順の一例を以下にご説明します。
- スタートメニューからコントロールパネルを表示する
※キーボードの「Windows」キーを押しながら「X」キーを押すとスタートメニューを起動できます。
- [ユーザーアカウント]の[ユーザーアカウント]をクリックする
- [ユーザーアカウントの変更]画面が表示されるので、 [ユーザーアカウント制御設定の変更]をクリックする
- [ユーザーアカウント制御の設定]画面が表示されるので、選択肢を「通知しない」(最下段)に変更して[OK]ボタンをクリックする
- マシンを再起動する
|