はい。バージョンによって手順が異なりますが、専用ツールや設定ファイルなどの編集によりマウスのホイール操作時の動作を変更できます。
Brava! DesktopでPDFファイルやTIFファイルを表示した場合、マウスのホイール操作時については、閲覧対象ファイルの縦横比率を元にして、ページめくりか拡大縮小のいずれかの操作を行うか自動的に決まる仕組みです。
■Brava Desktop 7.3 以降のバージョン(Brava Desktop 16.0 を含む)を使用している場合
Brava Desktopインストールディレクトリにある設定ツール「igc.loaders.configuration.exe」を使用することでホイール操作時の動作を変更できます。
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Brava Desktopを終了した状態にする
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Brava Desktopインストールディレクトリ直下にある「igc.loaders.configuration.exe」をダブルクリックする
・Windows 7、Windows 8.1 (32bit)へインストールした場合
C:¥Program Files¥IGC¥Brava! Desktop¥igc.loaders.configuration.exe
・Windows 7、Windows 8.1、Windows 10 (64bit)へインストールした場合
C:¥Program Files (x86)¥IGC¥Brava! Desktop¥igc.loaders.configuration.exe
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"Loader Configuration"画面が表示されるので、下記ツリーを展開表示する
・PDFファイルに関する動作を変更する場合は[PDF2dl - Adobe PDF Loader]- [Paramters] -[ViewState]を表示する
・TIFファイルに対する動作を変更する場合は[Lt2dl - LeadTools Image Loader]-[Paramters]-[ViewState]を表示する
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表示画面中の[ViewState]を選択した状態で、 設定画面の右側にある「Change Value」ボタンをクリックする
- 「Edit Paramter」画面が表示されるので、プルダウンメニューの選択肢を変更する
・ページ送りの動作に統一したい場合、「Document Style」を選択する
・拡大縮小の動作に統一したい場合、「CAD Style」を選択する
- 設定変更したら「Done」ボタンをクリックし、設定画面を閉じる
※複数台の端末に同一の設定変更を反映したい場合は、サポート窓口までメールにてお問い合わせください。その際は、メール本文にPIN Numberを明記するようお願いします。
■Brava Desktop 7.2 以前のバージョン を使用している場合
Brava Desktopインストールディレクトリにある設定ファイルを編集することで、ホール
常にスクロールマウス操作時にページめくりが毎回行われるように動作を確定することが出来ます。
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Brava Desktopを終了した状態にする
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Brava Desktopインストールディレクトリ直下の「myrdrv.ini」ファイルを、任意のテキストエディタ(メモ帳など)で開く
・Windows XP、Windows Vista、Windows 7 (32bit)へインストールした場合
C:¥Program Files¥IGC¥Brava! Desktop¥mrdrv.ini
・Windows 7、Windows 8 (64bit)へインストールした場合
C:¥Program Files (x86)¥IGC¥Brava! Desktop¥mrdrv.ini
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PDFファイルに関する動作を変更する場合は、[PDF2DL]セクションの「ViewState」パラメータの設定値を変更します。
TIFファイルに関する動作を変更する場合は、 [LT2DL]セクションの「ViewState」パラメータの設定値を変更します。
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・ページ送りの動作に統一したい場合、「ViewState=0」から「ViewState=1」に変更してから上書き保存する
・拡大縮小の動作に統一したい場合、「ViewState=0」から「ViewState=2」に変更してから上書き保存する
- myrdrv.iniの上書き保存後に、Brava Desktop上で閲覧対象ファイルを開く
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