MS Officeファイル（doc/docx/xls/xlsx/ppt/pptx）：
XPSもしくはOfficeオートメーションを使用した仮想プリンタを使用して変換処理を行います。この方法では、サーバー上でOfficeプログラムのプロセスを起動して印刷を実行するため、一台のJobprocessorマシンで一つのプロセスでしか変換を実行できません。

PDF、AutoCAD、JPEG、TIFFなどの画像ファイル：
内蔵の変換ドライバを使用して変換処理を行います。処理スレッド割り当て数をチューニングし並列処理することができるため、変換速度もOfficeファイルに比べて高速です。

上記ドライバー変換の対象外となるサードパーティCADなどのファイル：
アプリケーションがprintやprinttoのインストラクションをサポートする場合にのみ、DDEによる仮想プリンタを使用して変換処理を行います。この方法では、サーバー上で対象アプリケーションのプロセスを起動して印刷を実行するため、一台のJobprocessorマシンで一つのプロセスでしか変換を実行できません。

ISO 2A0 Langscape|mm|1189|841
[サイズ定義名][単位][横サイズ][縦サイズ]の順にパイプ区切りで記載

http://jobprocessor_hostname:7070/log

thread.single = 3
thread.drw = 3
thread.pdf = 3
…

Brava Serverは初回閲覧時に原本ファイルをBrava独自形式に変換してキャッシュに保存するため、新規に文書管理システムに追加されたファイルなど、それまで誰にもアクセスされていなかったファイルがビューアに表示されるまでのターンアラウンドタイムにはJobProcessorによる変換時間が含まれます。

この初回アクセス時の変換処理のオーバーヘッドをなくす方法として、キャッシュの事前変換があります。 キャッシュの事前変換はBrava Enterpriseのデフォルトの機能としては含まれていないため、製品付属のBravaSDKのBrava Server APIを使用して開発する必要があります。

Brava Server APIを使用すると、連携対象システムの任意のタイミングで事前変換を起動することができます。 例えば、連携対象システムで新規ファイル登録する時のイベント処理で事前変換によるキャッシュ作成処理を実装することもできます。また、同APIを使用して事前変換用のバッチ実行ツールを作成し、ページ数の多いファイルなどを夜間にスケジューリングすることも可能です。

Brava製品に内蔵されているドキュメント変換処理を行うドライバーです。Loaderとも呼ばれています。
PDF用(pdf2dl)、DWG用(dwg2dl)、HPGL用(hpgl2dl)など、ファイルの拡張子種別毎に存在します。

実体はDLLファイルであり、Jobprocessorインストールディレクトリ内に配置されています。
Bravaのバージョンはそのままで変換ドライバーのバージョンのみを上位バージョンに差し替えることも可能です。

変換ドライバーはBrava製品本体とは非同期でバージョンアップされます(リリースタイミングはドライバー種別毎に異なります）。
上位バージョンには、下位で発生していた不具合の修正や機能改善のための修正が含まれます。
ただし、変換元ファイルの内容によっては、下位バージョンよりも再現性が劣ったり、下位バージョンで発生していなかった変換時エラーが発生する場合があります。

下記二通りの方法で確認できます。
・変換ドライバー（DLLファイル）をエクスプローラー上で右クリックし、詳細タブを表示して確認する。
・Loader Configurationツール上の表示から確認する。

テクニカルサポートから必要に応じて個別提供させていただく形となります。

特定のファイルにて変換エラーや再現性の著しい劣化が見られた場合、テクニカルサポートにて原本ファイルを元に調査いたします。上位バージョンの変換ドライバーで解消可能と判断された場合に限り、上位バージョンのドライバーを提供させていただきます。

特別な理由のない個別提供は行っておりませんのでご了承ください。