Tomcat上で稼働するWEBアプリケーション（Brava Server）と、変換エンジン（JobProcessor）、そしてライセンス管理用のサーバー（License Server）の３つのコンポーネントで構成される製品です。
文書管理システムと連携させて使用します。文書管理システム上にあるドキュメントファイルに対し、Bravaビューアを介して参照要求すると、JobProcessorがそのファイルを表示形式に変換します。
変換結果データを一定量、「キャッシュデータ」としてストレージに保存することで、同じドキュメントに再度アクセスされた際に速やかにドキュメントを表示することができます。

ファイル変換に特化した製品で、変換ジョブを溜めておくためのQueueサーバーと、変換エンジン（JobProcessor）の２つのコンポーネントで構成されます。
独自フォーマット（拡張子：XDL、CSF)以外に、PDF、TIFF等に変換することができます。変換エンジンにはBrava Enterpriseと同じコンポーネントを使用しています。

インストールしただけでは使用できません。ビューアを呼び出すための組込み作業が必要となります。
デフォルトでサンプルアプリケーション（Brava SDK)がインストールされますので、組み込み方法はそちらを参考にしてください。

ファイルの変換結果の完全な再現性は保証しておりません。
（再現性：原本ドキュメントをネイティブアプリケーションで表示したものと比較した際に、Brava/Blazon変換済ファイルでどの程度正確に再現されているか）

Brava/Blazon Enterpriseは、原本ファイルを専用のフォーマットへ変換し、参照の際はそのフォーマットをBravaビューア製品で表示します。表示に利用しているフォーマット/アプリケーションが原本のものとは異なるため、原本ファイルの内容や構成によっては原本と完全に一致させることが困難になるケースがあります。
（例：レイアウトが一部崩れる、濃度や色味が変わる等）
そのような場合は変換時の設定調整が必要です。

開発元のOpenText社は、再現性に関する既知の問題と制限事項については公開しておりません。
弊社で確認している事例については、カスタマーサポートへお問合せください。

Brava/Blazonのサポート対応ファイルフォーマットについてはこちらをご確認ください。

Word、Excel、PowerPointについてはサポートされますが、JobProcessor サーバーに Office をインストールする必要がありますのでご注意ください。
また、Office のライセンスは別途ご用意していただく必要があります。

これらのファイルタイプについては開発元のサポート対象フォーマットに含まれておりますが、日本語環境での確認は行っていません。
アプリケーション変換を利用することで変換できる可能性はありますが、必ず評価版で検証し、文字化けなど再現性に問題が無いことを確認の上、お客様の責任においてご使用ください。

Microsoft Office や Adobe 製品(Acrobat など) で作成されたPDF バージョン 1.4-1.7 Level 8 の PDF ファイルがサポート対象になります。
また、暗号化されたPDFファイルはサポート対象外となり、表示に問題があった場合でも開発元の調査を行うことはできません。
あらかじめご了承ください。

Brava Enterpriseは多言語対応された製品ですので、対応言語に該当していればお使いいただくことができます。
最新バージョンでの対応言語は以下の通りです：

英語、スペイン語、ポルトガル語、フランス語、中国語、日本語、韓国語、オランダ語、ドイツ語
※対応言語は各バージョンのリリースノート上に記載されております。

弊社では日本語環境における日本語版クライアントのみ動作確認を行っております。
日本語以外の言語設定においてのみ発生する問題に関してお問い合わせをいただいた場合、開発元にて調査を行うためお時間を要する場合がございます。あらかじめご了承ください。